精神保健指定医のFAQ

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精神保健指定医は不足している?

昨今では、どの医療業界でも医療人としてはたらく人が不足していることが叫ばれていますが、精神保健指定医の不足も叫ばれています。そんな中で2016年に発覚した、全国で101人にものぼる精神保健指定医の不正取得は、精神保健指定医の不足がその背景にあることが指摘されています。この時、101人のうち89人は精神保健指定医の資格を取り消されており、その内訳は一般の精神保健指定医にとどまらず、大学教授や指導医も不正取得していたとして、精神保健指定医の資格を取り消されています。

なぜこの事件が精神保健指定医の不足が背景にあるのかというと、新たな精神保健指定医を輩出しないと運営のできない病院も存在するからです。精神科の病院で患者の入院を受け入れている病院には、必ず精神保健指定医を配置しなければならないという配置基準が存在します。そのため、その配置基準に満たない場合には、患者の入院の受け入れができないのです。

精神保健指定医になるためには、医師として5年以上働いており、そのうち精神科医としての経験が3年以上必要です。そのうえで、精神科医を経験する中で経験した症例の2000字以内のレポートを8件提出しなければなりません。このレポートの合格が非常に難しいとされており、精神保健指定医が「二度とやりたくない」と言葉をもらすほどです。このレポートは、自分で記入しただけでは完成ではなく、指導医のチェックが必要です。

レポートが難しいからこそ、精神保健指定医になる人が少なくて不足しているということもありますが、この問題はそんなに簡単なものではありません。精神保健指定医の仕事内容も、不足問題につながっています。精神保健指定医が入院のある病院で働く場合、その対象となる患者は重度な方ばかりです。また、精神保健指定医の判断によって、患者を入院させるのか退院させるのかが決まります。精神の安定している患者の入退院を決めるわけではないので、うかつに患者を退院させると、家族に大きな負担をかけることもありますし、患者によっては自殺もありえます。

さらに言うと、重大な犯罪を起こして精神鑑定の必要な犯罪者の精神状態をみて、精神科の病院に入院させるのかそうしないかを判断するのも、精神保健指定医の仕事です。そのため、精神保健指定医は過度にストレスを抱えることも多いです。そのため、せっかく精神保健指定医の資格を取得したとしても、入院のないクリニックに勤めたり開業医となったりする場合も少なくありません。そのことから、入院を受け入れている病院での精神保健指定医の不足が叫ばれます。

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